まなばんば葉山日記

子どもの「生きる」を学ぶ場、まなばんば葉山の日記

2016.12.16 デンマーク「森の幼稚園」(Ⅲ)

森の幼稚園では、先生たちは子供を監視したり、禁止したり、指導したりするのでなく、子供たちと一緒に遊びながら子どもたちに必要最小限のファシリテートをします。喧嘩した子どもたちが話し合いの場を作るように働きかけたり、園の畑の果物からジュースを作る機械の使い方を教えて後は任せたり、といった感じです。
 先生たちは、教えるというより、子供が一人の人間として、自立しつつ社会性を身につけていける場作りをしているのです。子供の自然な好奇心や興味を刺激し、子供同士のかかわり合いの中で学ぶ力を働かせる、そういう学びの場を創りだしているのです。

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